CROSSTALK若手社員クロストーク

若手社員の“あのとき”、”、これから

  • 松元

    宇宙技術部 設計
    2016年入社。
    宇宙技術部に所属。以降、同部にて衛星搭載用のRF機器設計を担当。

  • 池谷

    第一技術部 品質管理
    2016年入社。
    第一技術部に所属。以降、同部にて人工衛星の品質管理業務を担当。

  • 齋藤

    第三防衛営業部 営業
    2016年入社。
    航空防衛営業部(現第三防衛営業部)、営業本部企画部勤務を経て、2022年より第三防衛営業部に所属し、航空自衛隊向け機材の営業を担当。

CROSSTALK

なぜ当社を選んだの?

2016年に入社され、現在7年目を迎える若手社員の方に集まっていただきました。
まず簡単に自己紹介をお願いできますか。

松元宇宙技術部の松元です。仕事内容は人工衛星に搭載されているRF機器や電源機器の設計をしています。

池谷第一技術部第三課の池谷駿です。組み立てられた人工衛星の最終的な点検試験を担当しています。品質管理業務になりますね。

齋藤営業本部第三防衛営業部の齋藤俊樹です。航空自衛隊向けの地上警戒管制レーダーといわれる機種を担当する営業です。

設計、品質管理、それから営業というお立場の異なる皆さんですが、
そもそも当社にどうして入社されたのか、その動機をお聞かせいただけますか。

池谷皆んなそれぞれ理由はあるよね。たぶん、宇宙事業と防衛事業のどちらかに惹かれたのだと思うけれど、どっちに興味があったのかな。

松元僕は宇宙ですね。あと、小さい頃からものづくりにも興味があって。そういうところからこの会社を志望しました。高専の先輩がいて、仕事内容も知っていたので、自分が探している会社とぴったりかなと思って。受けたのはここだけ。他の会社は、受けてないです。

池谷僕も同じく宇宙系がやりたくて。宇宙飛行士も夢だったのですが、やっぱり僕も工学部出身で、ものづくりも好きだったので。宇宙産業の何社かから内定をいただいていたのですが、結局当社を選びました。将来のことを考えると、やはり三菱電機グループというのは企業としての安定感が違いますから。

齋藤私は、大学の法学部で、国際法を専攻していたのですけれど、そのなかで、他国と違う日本の防衛のあり方に興味を持ったのがきっかけですね。その防衛を身近に感じられるような仕事がしたいと、防衛事業をやっている会社を探して、当社にたどり着きました。
他の会社と比較して、事業規模も大きいし、安定感もあるし。あと、人事担当の方の印象も良かったですね。緊張している私たちに、気さくに話しかけてくれて。これら、全部まとめて検討して、入社を決めました。

松元確かに。印象は良かったね。

池谷かなり受けた会社も多いけれど、一番だったかも。

CROSSTALK

今、どんな仕事をしている?

実際、入ってみていかがでしたか。入社前と印象は変わりましたか?

松元仕事の幅の広さに驚きましたね。元々希望していた設計職に配属されたのですが、お客さん対応とか不具合対応とかも設計の仕事なので。そういったところはちょっと大変だけど、やりがいもあります。もちろん、宇宙環境に耐えられる部品を使用して設計しなければいけないので、シミュレーションも徹底的に行いますね。

池谷松元君たちが設計した製品を組み込んだ人工衛星の点検試験を行うのが僕たちの仕事です。入社前はこういう作業があることも知りませんでしたが、製品の品質を保つために不可欠な業務なので、誇りを持って担当しています。もっと驚いたのは、業務対象です。RF機器というコンポーネントではなく、衛星システム全体の点検試験に関われるというのはうれしい誤算でしたね。

齋藤防衛関係の営業では、製品ごとに営業担当が決まっていて、私が担当しているのは地上警戒管制レーダー。他国から発射されるミサイル等を探知するレーダーですね。24時間365日稼働させなければいけないので、日本の防衛に維持整備の面から貢献していると実感します。

結構大変なことも多いようですね。
お客様とのコミュニケーションという点ではいかがでしょう。

齋藤自衛隊って一般にすごく固いイメージがありますが、案外、優しい方が多いですね。また、スポーツやられている方も結構いらっしゃって、体育会出身の自分ともノリが合う。雑談の中で、お客様のニーズをお聞きして、新しい提案に反映させたり、実際に受注につなげたりということもあって、いい関係を築けていると思います。

松元衛星事業では、うちの会社のお客さんは三菱電機さんなので、製品についての打ち合わせをする機会も多いですし、市場動向などの情報を提供していただくこともあります。さらに、三菱電機さんだけじゃなくて部品メーカーとか、JAXAさんとかと話すことも少なくないので、いろんな意味でコミュニケーションが重要になりますね。

池谷品質管理ではむしろ社内の設計セクションとのコミュニケーションが重要ですね。設計の人たちから試験の規格を受け取って、試験データを出して、それを設計者に確認してもらって、お客様にご説明するという流れになるので設計者とのコミュニケーションは大切ですね。もちろん、種子島の射場やJAXAなどのお客様の施設で試験をする場合には、同席されるお客様と応対することもありますが。

齋藤種子島とか、結構行っているよね。

池谷つい最近まで行っていて、またこれから行くのですけれど。年1回ぐらい行きますね。行ったり来たりしながら、だいたい3カ月、機種によっては半年ぐらいかかりますね。その間、ホテル暮らしです。

松元でも、嫌いじゃないでしょう?

池谷そうね。出張は結構、楽しい。皆んなでバーベキューしたりしています。

CROSSTALK

職場雰囲気はどう?

職場の雰囲気はどうでしょう。
先輩社員や上司はサポートしてくれますか?

齋藤官公庁を相手にしているので、入社前はすごく堅い会社かなと思っていました。でも実際、入社したら、まあ確かに真面目なところは真面目なのですが、一方で結構、気さくに話しかけてくれる人とかフレンドリーな方が多くて驚きました。先輩方も優しくて、入社当初は一緒について回ったりしてくれましたし、何か不明点があれば、すぐ相談に乗ってくれますし。職場の雰囲気はとてもいいですね。
それに同期にも恵まれていて。私たち3人は、入社後入った社員寮で一緒で。それ以来ずっと付き合っているのですが、時々会っていろいろ語り合うのがいい気分転換になっています。やっぱり同期がいるというのは心強いですね。

松元元々、仕事に対する不安はあまりなくて。高専で学んだことはそのまま生かせるだろうし、新しいことは一から学べばいいと思っていました。逆に人間関係が不安でしたね。でも、実際に入社してみたら、3年間ついてくれた教育担当者の方がとても優しくて、上司の方もいろいろ気にかけてくれる。先輩方もすごく丁寧に指導してくれる。本当に人間関係に恵まれた職場だなというのが実感です。

池谷品質管理でも人間関係はいいですね。特に最終的なシステム試験ってグループで行うことが多くて、何かあればいつでもすぐに先輩に相談できますし。プライベートな相談にも乗っていただき、公私共にお世話になっています。2人と違っているのは、社内だけでなく、三菱電機や他の関係会社の人たちとも一緒になって、作業をするので、他の会社の同じ年代の人たちとも同期のような付き合いをしていることですね。

CROSSTALK

これから」にどう備える?

宇宙ビジネスの拡大や、国際的な安全保障環境の変化の中で、
皆さんの業務はどのように変わっていきそうですか。

松元いま、衛星ビジネスでは民間市場の拡大などの変化が広がってきています。性能や実績が重視される衛星用機器の本質には変わりはありませんが、需要に合わせてより小型、高出力、高効率で高品質な機器の開発を今手掛けているところです。もちろん、低価格化も重要ですね。個別の部品や技術要素をコストダウンするために、部品の調達先の見直しも進めています。

池谷品質管理の方でもコスト削減がテーマですね。うちの部署では、作業時間をどう削減できるか取り組んでいますね。計測器とパソコンを組み合わせてシステム化することで、計測作業の自動化を図ったり、今までの手順を効率化したりといろいろ力を入れています。どのメーカーも品質に関してはある程度、担保はされているので、これからはコストが差別化のポイントになりますから。

齋藤昨今の国際状況の変化の中で、我が国の安全保障政策は大きく変化しています。防衛予算が拡大するなかで、防衛装備品の整備も急ピッチで進んでいくでしょう。私たち防衛産業としては、今まで不足気味だった補給面での充実を始め、役に立つ提案を積極的に行っていきたいですね。もっと現場に足を運んで、お客様の声をしっかり聞いていきたいと思います。

最後に、これから当社を目指そうという皆さんに一言お願いします。

松元うちの会社は、夢がある会社だと思います。僕自身、ずっと思い描いていた宇宙関係の設計にも携わり、実際の打ち上げにも立ち会えました。自分が設計した機器が搭載された衛星が、いまこの瞬間も軌道上から人々の生活を支えていることを思えば、とてもやりがいのある職場です。ものづくりが好きで、宇宙が好きな方はぜひうちの会社に来ていただければなと思います。

池谷当社は、ものづくりがメインの宇宙産業です。そういう存在にちょっとでも興味がある方にはおすすめの会社です。ものづくりにそれほど興味がなくても、本当に宇宙が好きだとか、そういう人にもおすすめです。私自身、元々宇宙飛行士にあこがれていて、宇宙に行くことが夢だったのですが、そういう人間でもワクワクしながら働けます。ちょっとでも興味があったら、まずは、入社試験だけでも受けに来てほしいなと思いますね。

齋藤防衛事業は、国家の安全を支える大切な事業です。そういうところで社会に貢献することにやりがいを感じられる方も多いでしょう。一方、そういう固い事業をやっていながら、会社の雰囲気はとても和やかで、優しい人も多く、自分自身を無理なく成長させることもできます。私みたいに同期に恵まれることもあるかもしれません。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。お待ちしております。

  • マイナビ2025 マイナビでエントリー受付中
  • リクナビ2025 プレエントリーはこちら