サステナビリティ

Sustainability

持続可能な地球環境の実現

環境方針

当社は、三菱電機グループの環境方針に則り、気候変動、資源枯渇、生物多様性の損失をはじめとしたさまざまな環境問題の解決に向けて、環境貢献を取り組むべき最重要課題の一つと位置づけ、持続可能な社会を実現するために、継続的に環境に配慮した事業活動に取り組みます。

基本理念

社会の持続的な発展のために、当社は全ての事業活動および社員行動を通じて、これまで培った技術と今後開発する技術によって環境の保全と向上に努める。

基本方針

当社は事業活動の中で以下を環境保全活動の重点項目として取り組む。

  • 製品の開発・設計にあたっては、常に環境に配慮した製品を目指し環境負荷の低減に努める。
  • 省資源・省エネを含む3R(リデュース、リユース、リサイクル)製品の開発に努力する。
  • 三菱電機グループの環境方針の基に各事業部に環境マネジメントシステムを確立し、基準を設定して運用を行うとともに、環境監査等を通じて自主管理活動の継続的な改善を図る。
  • 可燃物ゴミをはじめ廃却物の継続的削減を図るとともに、紙類の有効活用と回収リサイクルを推進する。
  • 電気エネルギーの効率的な使用を図る。
  • 生産プロセスで使用する化学物質の適正管理に努めるとともに、環境に負荷を与える物質の使用量の削減を図る。
  • 環境教育、社内広報活動及び地域との共生活動を通じて全社員の意識の向上を図る。

環境マネジメントシステム(ISO14001)

登録番号 EC98J2017 EC98J2017
有効期限 2027年3月13日 2027年3月13日
審査機関 株式会社日本環境認証機構(JACO) 株式会社日本環境認証機構(JACO)
事業所 東部事業部 西部事業部 三田地区
西部事業部 伊丹地区

各事業の技術を通じた貢献

防衛事業
防衛機器の維持・整備

  • 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任

防衛装備品の運用にあたり、当社の蓄積された維持整備技術を活用し、器材の故障予防と機能・性能の維持を図っています。これらの維持整備技術により、廃棄物を抑制し、限られた資源の有効活用を推進することで、環境負荷の低減を図っています。

宇宙事業
人工衛星搭載機器

  • 2 飢餓をゼロに
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

地球観測衛星は、気候変動の影響を評価する温室効果ガスの濃度や気温の変化などのデータを提供するとともに自然災害を監視し、気象・地震のモデリングにより災害の発生を予測するなど早期警戒システムを支援しています。当社は高信頼性技術により、人工衛星に求められる過酷な宇宙空間での長期運用が可能な電子機器を製造し、貢献しています。

電子応用機器事業
加速器関連

  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを

理化学研究所などの施設で研究・応用されている加速器事業は、太陽光発電や燃料電池などの再生可能エネルギー技術や水質浄化・廃棄物処理などの環境浄化技術(有害物質の分解・無害化)の向上に寄与しています。当社は高精度でフレキシブルな制御設計により、大型加速器の電子ビームの安定性と特性を保証する機器をこれら施設に提供し、貢献しています。

海洋関連機器事業
漁場情報モニタリング(Sea Watcher)

  • 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 14 海の豊かさを守ろう

日本の食を支える養殖事業において、当社は漁場で必要となる水質情報をリアルタイムで確認できる養殖環境のモニタリングシステムを提供しています。DX利用によるスマート水産業化を推進し、広く漁業者をサポートすることで海洋資源・環境保護に貢献しています。