交通インフラ
支えるチカラに

2016年入社

第二技術部
西部事業部勤務

プロジェクト担当

INTERVIEW17

当社で活躍する先輩社員たち

品質管理からプロジェクト部門へ

2024年4月から列車無線のプロジェクト部門に勤務しています。それまでは列車無線の品質管理を担当していました。列車無線とは、駅舎・列車間で乗降監視用映像や列車に関する計測データなどをやり取りし、安全な運行を支えるシステムです。プロジェクト部門では、列車無線の現地工事工程の調整やトラブル対応にあたっています。列車無線の送受信機は駅のホームや線路上に設置されるため、温度、湿度、衝撃などの耐久性が必要となります。品質管理では、そのような厳しい環境に装置が耐えうるか温度試験や振動試験などを実施していました。部署は異動になりましたが、品質管理で得た知識・経験が、現在の部署でも大いに活きています。

システム完成に格別な思い

品質管理では試験データと向き合う日々でした。新しい部署は完成した製品を現場に持ち込んでシステムを構築するのが仕事です。今まで試験室でしか見ていなかった装置が、実際の現場で稼働しているのを見ると感慨深い思いがあります。また、今まで以上に列車無線というシステムへの理解も深まりました。品質管理では製品を理解し、どこで問題が起きているかを突き止め、修正していくのは非常に大変でしたが、解決できた時には達成感がありました。新しい職場でも無事に工事を完遂した時には、微力ながらシステム完成の手助けができたと思うと格別です。

培ってきた全てを今の仕事に

プロジェクト部門では、納期に間に合うように社内の各部署と調整するのが重要な仕事の一つです。設計部門、製造部門、品質管理部門など折衝する部署は多岐にわたります。出荷が遅れればプロジェクト部門の責任が問われるため、とても気を使う仕事ですがその分、やりがいもあります。私にとって大きいのは品質管理でも列車無線を担当していたので、各部署の担当者と面識があり話しやすいことです。人との繋がりの大切さをあらためて感じています。また私自身、技術的な知識があるので、例えば「試験でここに問題が」といった時でも、対応策の話し合いを円滑に進めることができます。これまでに培ってきた人間関係や知識が今の仕事に役立っています。

仕事はスピードが勝負

仕事をする中で痛感しているは「スピードが大切」ということです。プロジェクト部では、納期遵守のためにいかに無駄なく段取りするか、スピードが勝負です。その点、私はまだまだ先輩たちの足元にもおよびません。複数の案件を同時に、それぞれにどんな段取りを組むか、そのプランを作るスピードが先輩たちは圧倒的です。さらに、そんな忙しい中でも私の相談にのっていただくことも多く、尊敬できる存在です。先輩たちのようにどこに問題があり、どう進めればうまくいくか最適解を見つけ、それを主導していける人材になること、それが今の私の目標です。

まずは独り立ちすること

まだ一部ですが任される仕事も増えてきました。本来は自分で解決すべきなのですが、私が任されている仕事でも、不安があれば気兼ねなく相談できてとても助けられています。今はまずはプロジェクト部門の一員として独り立ちすること。そして次のステップとして、相談するのでなく、相談されるような人になりたいと考えています。そのためにも知識を増やし、より多くの経験を積んでいきたいと思っています。

休暇もスキルアップも自分次第

同期とは定期的に長期休暇を取り、旅行に行くのが恒例になっています。休暇については、会社の都合というより本人の裁量次第だと思います。自分の仕事を管理して、休みたい時は休む。休暇は自分で計画を立て、自由に取れる環境です。教育制度も本人の希望にそって色々と選べます。社内の講座もありますが、社外の講座の受講を希望する場合でも、金銭的な補助が受けられます。この制度を私も毎年利用しており、とても助かっています。

専攻に囚われず積極的に

学生時代に学んだことをそのまま仕事で活かせる人は、むしろ少ないように思います。私も物理学科卒業です。入社時は不安でしたが、今にして思えば取り越し苦労でした。大学の専攻と違う分野の仕事でも、日々の業務を通して学んでいけば大丈夫だと、実体験としてそう思います。社内を見回しても、未経験の分野で働く先輩はたくさんいます。そういう先輩は経験上、自分と同じ立場の後輩への教え方を心得ており、心強い存在です。もし当社に興味が持てる仕事があれば、今の専攻に囚われることなく、積極的に応募してみてはどうでしょうか。

  • マイナビ2026 マイナビでエントリー受付中
  • リクナビ2026 プレエントリーはこちら