製品の
価値を引き出す
ソフトウェア

2020年入社

東部事業部勤務
電子技術部

ソフトウェア設計担当

INTERVIEW05

当社で活躍する先輩社員たち

防衛装備品を動かす
ソフトを設計

防衛装備品に使われるソフトウェア設計に携わっています。入社後2年間は三菱電機の製作所にあるソフトウェア部門に出向して、防衛装備品の通信システムやレーダー機器のソフトウェアの部分を担当していました。3年目の今年から、当社に戻って、レーダーの試験装置のソフトウェアや、その試験装置自体の試験用のソフトウェアを製作しています。

試験装置用の試験

レーダーが設計された通りの性能をもっているかを調べるには、様々なパターンの電波を発する試験装置が必要です。さらに適正な試験を行うためにはその試験装置の性能もあらかじめ試験しておかなくてはなりません。今の仕事はレーダーの振る舞いをするソフトウェアを設計し、試験装置の性能確認をすることです。もちろん、これにはプログラミングの技術だけではなく、試験規格や電波の基本知識、レーダーの製品特性など様々な知識が求められるので、まだまだ新人の私にとっては結構ハードルが高いですね。それだけに、自分の設計したプログラムが社内試験に合格して、携わった製品が無事出荷されたときは達成感とやりがいを感じます。

納期を間に合わせるための
段取り

大変なのは製品の仕様がなかなか決まらないとき。そういう場合でも最終的な納期は変わらないことが多いので、仕様の決定をまたずに設計、製造を進めていかないと間に合わないことがあります。当然、最終的な決定に合わせて、後から仕様変更しなければいけなくなることもあるのですが、その影響を最小限に留めるための段取りが難しいですね。こういうときは、場数を踏んだ先輩方のアドバイスを仰ぎながら、手戻りなく進められるように努力しています。

まだまだ成長途上

大学では、理論物理学を専攻していて、電波のこともプログラミングも学んでいなかったため、入社してから基礎から勉強しました。プログラミングの基本的な知識やスキルは身につきましたが、実践的なテクニックはまだまだ足りないので、その部分を重点的に磨いてソフトウェア技術者としての能力値を上げていきたいと思っています。また、製品や防衛業界の知識もまだまだ不足。そこももっと勉強して、深く工事に関わっていけたらと思います。

コミュニケーション力

私の作っているソフトウェアは最終的に製品に組み込まれて出荷されるものなので、システム全体を設計するシステム設計や品質管理など、他の部署とのスムーズな連携も重要になります。そういったときに前提となるのがコミュニケーション力。自身の作業状況を正確に伝え、関係者に適宜フォローすることで作業が円滑に進むので、積極的にコミュニケーションを取るように努めていきたいですね。もちろん、技術者としては伝える内容も重要なので、技術的な知識もちゃんと身に付けて、しっかり自分の意見を伝えられるようになりたいと願っています。

先輩から学ぶ

先輩の方々は、基本、優しいですね。部署を異動してから1年目ということもあるので、仕事の基本に関しては丁寧に教えてくれますし、何かわからないことがあって質問しても、ちゃんと答えてくれるので、とても助かります。仕事内容は基本、個人ワークなのですが、結構、フォローもいただきながら作っています。

さらなる研鑽を

なにはともあれ、ソフトウェア技術者として早く一人前になれるよう研鑽を積んでいきます。製品やそこで使用されている技術をどれだけ深く理解できるかが鍵だと思います。最終的には、自分の設計だけでなく、関係者との調整力や問題解決能力を付けて、担当工事全体を俯瞰的に見ながら仕事を進めていけるようになりたいですね。現在、課内で自分が最年少。早く後輩がほしいですね。防衛事業や宇宙事業に興味があって、自分自身の能力を上げていきたいという方。先輩方や同期としっかりコミュニケーションをとって仕事を一緒にやっていける方に来ていただけたらと思います。

  • マイナビ2025 マイナビでエントリー受付中
  • リクナビ2025 プレエントリーはこちら