調達
プロフェッショナル

2010年入社

西部事業部勤務
資材部

購買担当

INTERVIEW04

当社で活躍する先輩社員たち

資材部のバイヤーとして

資材部購買課では、もの作りに必要な部品や素材等の資材調達を行っています。資材調達には、必要な資材を必要な量・数で必要な時に適切な価格で購入するというミッションがありますが、私はその中でいわゆるバイヤーと呼ばれる業務を担当しています。バイヤーは、納期・価格交渉、新規ベンダーの開拓など対外窓口を受け持つ資材のプロで、戦略的な調達活動を通じて、スムーズな調達と事業全体のトータルコストの最小化に貢献するという重要な役割を担っています。

価格交渉

購入対象は、電子部品からそのユニット、製品まで多岐にわたります。価格も1円以下から1000万円以上のものまで幅広く扱っています。ものづくりのコストの40パーセントは社外調達の金額といわれているので、その価格を抑制できれば効果は大きいですね。適正価格での仕入れのために、複数社からの相見積を取ったり、技術部門に査定してもらった上で、価格交渉に臨んでいます。

納期交渉

納期交渉も重要ですね。三菱電機様は、官公庁関係のお客様が多いので、予算年度内の納品が求められます。ビジネス的には、三菱電機様とお客様の仕様調整があって、それに基づいて当社に製品が発注され、さらにそれに基づいて調達という流れになります。しかし、元のシステム規模が大きくなればなるほど、上流工程の仕様調整に時間がかかって、下流工程の私たちに時間がほとんど残されていないということも…。外部の取引先には、短納期調達をお願いしなければならなくなり、その調整に結構、苦労することになりますね。

交渉は「課題解決」

取引先との交渉は、立場の違う者同士のやり取りなので、つねに様々な課題が生まれます。それらの課題を社内外のいろんな関係者の皆さんと調整しながら、解決していくのはとても難しい作業ですが、違う立場の人たちが互いに知恵を出し合いながら共通の課題にチャレンジすることは面白くもあり、やりがいも感じます。

交渉に求められるもの

交渉においては、コミュニケーション力と課題解決力が求められます。これは一朝一夕には身に付きません。実際にいろんな課題に直面してそれを自力だったり、他人の力を借りたりして乗り越えていくことで、初めて備わる力ですね。また、私自身、何度も経験があるのですが、海外からの調達では、海外メーカーやサプライヤーは日本とは異なる商慣行や交渉スタイルをもっているので、そのことをちゃんと理解しておかなければいけません。日本企業と同じ感覚で交渉すると、トラブルに巻き込まれることがあります。

若手が多い明るい職場

資材部は若手社員が増えてきて活気あふれる、明るい職場になってきましたね。経験豊富なベテランの方もいらっしゃって、幅広い年齢層で様々な人材が活躍しています。入社13年目の私自身は中堅クラスなので、若手の方々には質問しやすいような雰囲気作りをいつも心がけています。仕事が忙しくても相談されたら中断して、彼らが理解するまで教えてあげていますよ。社外との交渉も実際に現場に連れて行って、その場の空気感をつかんでもらっています。職場全体もオープンな雰囲気ですね。資材部門は、社内の各部署と頻繁にやり取りするので、いろんな部署の方が部内で活発に意見交換しています。

リーダーシップをめざして

資材部の中堅として、事業の中核を担うような仕事に携わって、そこでリーダーシップを発揮していきたいと思っています。また、先輩としては、後輩のいい目標となれるよう、後輩よりも行動的にいつも率先して動き、より高い目線でものごとを捉えられるようになっていきたいですね。個人的には、子育て、奥さん孝行、プライベートタイム、会社生活をそれぞれ充実させながら、うまくオンオフを切り替えて、メリハリのある社会人としての生活をおくって行きたいと考えています。
営業や技術や経理などと比べて、資材部はイメージしにくい部署かもしれません。ひと言でいうと、コミュニケーションの力でもの作りを支えるのが資材部のミッションです。求められるのはコミュニケーション能力。コミュニケーションが得意な人、人と話すのが好きな人はぜひ資材に挑戦してみてください。働く中で、交渉力も英語力も取引上に必要な各種法令に関する知識も身に付けることができます。

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